環境への取組み

太平段ボール工業では、創業以来「資源は社会共生のバトン」という考えのもと、段ボール製造の最初から最後にいたるまで循環型の仕組みづくりに取り組んでいます。

ENVIRONMENT

環境への配慮の重要性

Eco

「環境保全型経済」を目指して

現在、CO₂の排出は世界的な社会問題となっています。その背景には、私たち人間がこれまで、自分たちの豊かさを優先するあまり、環境に大きな負担をかけてきた事実があります。

これからの未来を考えるうえで、地球環境を守ることは欠かせません。私たちは、より自然にやさしい「環境保全型経済」への転換を目指していく必要があります。

とくに、ものづくりの現場では、限りある資源をいかに大切に扱い、持続可能な形で活用していくかが問われています。その第一歩として、使用した資源をできる限り再利用し、循環させていくことが求められています。

OUR ACTIONS

太平段ボールの取り組み

段ボールの原料のほとんどは、使用済みの紙(古紙)です。なかでも段ボールは、他の紙製品と比べて古紙の利用率が非常に高いのが特徴です。

一度使われた段ボールも、回収・再生されることで、再び段ボールとして生まれ変わることができます。こうした循環型の仕組みは、資源を大切にし、環境への負荷を減らす大きな役割を果たしています。

太平段ボール工業では、製造過程で出る段ボールの端材を、工場内のダクトを使って「ベーラー(古紙処理装置)」へ集めています。集められた端材はプレス機で圧縮され、ブロック状にまとめられます。

ブロック状の端材が一定量たまると、リサイクル業者へ搬送され、再び段ボールの原紙として再利用される仕組みです。こうしたリサイクルの仕組みにより、資源を無駄なく活かす「循環型のものづくり」を実現しています。

STEP

01

段ボールの端材を集める

段ボール屑を集める

段ボールや緩衝材を切り抜く際に出る端材は、回収してプレス機で圧縮・成形します。

STEP

02

リサイクル業者へ渡す

リサイクル業者へ渡す

工場内でプレスした端材のブロックは、トラックに積み込んでリサイクル業者へ引き渡します。

STEP

03

原紙として返ってくる

原紙として返ってくる

リサイクル業者に引き渡した段ボールの端材は、再生処理され、やがて段ボールの原紙として戻ってきます。

OTHERS

その他の取り組み

  • 1995年に制定された、いわゆる「容器包装リサイクル法」において、段ボールは独自のリサイクルシステムが確立されていると認めらました。その結果、再商品化の義務が免除されています。これは、長年にわたり段ボールのリサイクルに取り組んできた先人の方々の努力の結果です。まさに、段ボールは「地球環境の優等生」といえる存在です。

  • 容器・包装リサイクル制度の改定に伴い、段ボールリサイクル協議会は、容器包装のリサイクルに関わる関連団体と連携し、2010年を目標年度とする自主行動計画を策定・公表しました。最新の段ボールリサクル協議会の取り組みは、段ボールリサイクル協議会でご確認いただけます。
  • 「CO2排出量を削減」「緑あふれる地球を維持」など地球環境を守るため、太平段ボール工業でも、紙資源のリサイクルを継続して取り組んでいきます。

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