太平段ボール工業の
設備一覧
SINGLE FACER
シングルフェーサー



片面段ボールを製造する機械です。太平段ボールの主力設備の1つと言えます。写真左のような凹凸の付いた型で型押しして山(フルート)を作りながら、その片面をライナーと貼り合わせることにより、片面段ボールが出来上がります。





フルートの山の高さは、A、B、5、E、Gの5種類があり、当社ではそのどれにも対応できるよう、シングルフェーサーも5種類、計7台を所有しています。
シングルフェーサーの所持しているマシン
- 1,400巾シングルマシン(Aフルート)
- 1,400巾シングルマシン(Bフルート)
- 1,300巾シングルマシン(5号フルート)
- 1,400巾シングルマシン(Eフルート)
- 1,400巾コルゲートマシン(E・Gフルート)
CORRUGATOR
コルゲーター

コルゲーターとは、段ボールをつくるための大型製造機械で、波形(フルート)を成形し、ライナー紙と貼り合わせて段ボールシートを製造します。


原紙(ライナー・中しん原紙)を加熱・加湿しながら波形に成形し、接着剤で貼り合わせて1枚の段ボールシートに仕上げる工程を一貫して行う装置です。
太平段ボール工業では、両面シート、両面段ボールを高精度かつ安定して生産するため、自社設備のコルゲーターを活用し、多様なサイズに対応しています。
WINDER
ワインダー

ワインダーとは、ロール状の紙を巻き取ったり、決められた幅にスリット(裁断)しながら巻き直すための機械です。
長い段ボールシートを、この装置でお客様のニーズに合わせた幅に断裁し、製品として出荷します。主に引越し用の緩衝材や機械や製品の養生などに使われることが多い製品をカットします。


太平段ボール工業では、原紙や加工紙を用途に応じた幅や長さに巻き直し、品質の安定した状態で次の工程へ送るためにワインダーを使用しています。均一でムラのない巻取りにより、生産効率の向上と製品品質の安定に貢献しています。
AUTOMATIC SHEET LAMINATOR
全自動合紙機・貼合機

全自動合紙機とは、印刷業者によって印刷された紙と当社の段ボールシートを高精度に貼り合わせる合紙作業を、自動で行う機械です。




印刷された紙と当社の段ボールシートを貼り合わせる機械です。印刷紙と段ボールシートをセットし、お客様のニーズ合わせて機械の設定を行えば、貼り合わせから積み上げまでを自動で行うことが可能です。
太平段ボール工業ではこの全自動合紙機を2台所有している関西でも数少ない工場であり、その生産スピードにおいて、より迅速にお客様のニーズに対応することが可能です。
DIE CUTTING MACHINE
トムソン

トムソン加工とは、専用の木型(トムソン型)を使って、段ボールや紙素材を希望の形に打ち抜く加工方法です。




直線だけでなく、曲線や持ち手付き、窓あきなどの複雑な形状にも対応可能で、パッケージ、仕切り、POPなど、さまざまな製品づくりに活用されています。
太平段ボール工業では、ご要望に合わせたオリジナル形状の型を製作し、小ロットから大量生産まで柔軟に対応しています。
STARCH PREPARATION UNIT
製糊装置

製糊装置(せいこそうち)とは、コルゲータ、シングルフェーサーに使用する糊(接着剤)を、安定した品質で自動調合・製造するための装置です。


コンスターチをメインの原材料とし、配合、加熱、撹拌、粘度調整を一貫して行い、用途に応じた最適な糊を作ることができます。
太平段ボール工業では、自社に製糊装置を備えることで、安定した品質の糊を社内で製造できる体制を整えています。
SHREDDER
シュレッダー

業務用シュレッダーは、オフィスや家庭にあるシュレッダーと役割は同じですが、圧倒的に大型でパワフルな機械です。


製造工程で発生したロスや使わなくなった段ボールシートを裁断し、溜まった屑をブロック状に圧縮。そのままリサイクル業者に引き渡すことで、また新たな段ボール原紙として生まれ変わります。
太平段ボール工業では、このように資源をムダなく活かす仕組みを通じて、環境にやさしい製造を実現しています。